からむし織 見本市 3日目
※本文は写真の説明ではありません※
時空間無考証空想(妄想)会話(於:昭和八十五年首都圏恵比壽一丁目 雪)
M:「東京でもこーだに雪降ったな」
ツー、ヨリヨリ、−糸績みの音−
ズスー、−お茶を飲む−
O:「んだんだ、そろそろ敬アンニャのブル(ブルドーザー)でも来っぺかな」
M:「何言ってんだべ、大芦は正好あんにゃが運転して、甚内あんにゃがてづだって(手伝って)んだぞう」
O:「民子姉ちぇーば、このめー(この前)の大雪(ゆぎ)っ時、昭和(村)が出た(放映された)テレビで、雪消しとかゆって(言って)ばぁちゃと一緒に路(道路)の傍のぼほら(雪の野原)に籾殻(籾殻クンタン)撒いてだのがうづって(映って)だな」
M:「あー、あっだ(あった)あっだ。とづぜん(突然)映ったのでたまげた(びっくりした)わーな」
パリッ、−かき餅(凍餅を揚げたスナック)を食べる音−
M:「雪降っと、しづが(静か)でいーなー」
O:「しづがではねーべが、こうだ(こんなに)うるせ(騒々しい)クルマ(街宣車が通り過ぎた)は昭和では走ってねーべ」
M:「そうだなぁ、あの頃うるせ音出してたのは、中津川(廃校の小学校のこと)で、ビービー(バンドの練習)しでだのはヒロアギとタカオだち(達)だな」
O:「今は、電気ではねく(無くて)アコ
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