旧福島県大沼郡昭和村立喰丸小学校。
喰丸峠を通って、小野川へ。
数年前に小野川(とオオマタ)の人たちが手作りの「水芭蕉まつり」をはじめたのでした。
その頃は、旗指物もなければ駐車場の管理をする係員もいない。
サラシ布に手書きで横断幕を作って、地元の産物を持ち寄り、通行するクルマが気づいて立ち寄られれば、甘酒を振舞ったのである。
村のテントも、なかった。
元々の出店はここだけ。
自分たちでで作って参加する。雪が溶けて農作業の始まる間のほんの少しの数日の間に、水芭蕉が咲く。
それを愛でようと企画して楽しむ。
まつりのひとつの形が評判を呼び、ついには村の毎年の行事にまでなったのです。(想像)
確か、、、そうして始まったおまつりが、いまでは(今年は)大雨なのに、駐車した車は500台を超えているという。
テーブルも満席。
K氏のご近所の方が精製した、白樺のジュースというのをいただいて飲んだ。
ほんのりした香りと、蜂蜜が入っているのかという甘さだったので、尋ねてみた。ただ白樺の樹液だけを採取した液体を、「(プロパン)ガスボンベがもってーね(もったいない:なくなってしまう)ほど煮詰めた」モノだと。
今回はそれが均質にならないので、「売り物になんなかった」。とおっしゃる。
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