150923_奥会津離郷の日
2015-10-29


150923_奥会津離郷の日
本日は今年三月に亡くなった昭和館のばあちゃん(義母)、束原ヤマトの「初の秋彼岸」。

禺画像]



禺画像]
倉(くら)の中にあった。
手前の白いものではなくて、茶色の木製の道具。
以前に見かけてなんだろうかと思った。
使い込まれた痕跡がある。
田んぼで使うらしい、とまでは想像していた。
何気に写真を撮ったので、全体も写さなかった。

風呂の湯をかき回す道具、ではない。とは想像していた。
昭和館は一応旅館なので、広い風呂(三畳ほどはあるだろうか)があるのです。
その様な風呂の湯をかき混ぜる道具は売っていないので、義弟が、材料(板と棒)を途中で調達してきて風呂のかき混ぜ棒を作っていた。

ちょうど、野尻の庄一さん夫妻(庄一あんにゃと信子姉)がいらっしゃった。
それで、その話題になったので、この写真に写っている道具の話をしたら、庄一さんは「それは『えんほり棒』だな」とおっしゃったのでした。えんぼり棒に近い発声かもしれない。
「えんほり棒」とは、田植え前の田んぼを耕して、水を入れて代掻きをする、その時に、水の上に緩(ゆる)く出ている土の塊(泥ですね)を均(なら)す道具だとおっしゃるのです。
エンホリがどういう字かまでは確認しなかった。漢字で表現すると、縁彫(ふちを削る)だろうか(妄想です)。

「あれは、軽くて、楽(便利)だったわな」
水を張った田んぼの上を、丁(T)字型の道具を引いて均すのです。

今度、行った時には、きちんと写す予定。それまでにこの道具が廃棄処分されることはありえないので(笑)。


禺画像]


車窓

禺画像]


禺画像]
こないだの豪雨ではあの辺りまで水が。

[奥会津]
[農業全書]
[恵比壽塵報]
[会津物産]
[昭和村の歴史]

コメント(全2件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット